代入を理解する
代入は「右辺を計算して、その結果で左辺の現在値を書き換える」処理である。疑似言語で値を追うとき最も基本となる。
この単元で学ぶこと
- 右辺評価の意味と役割を説明できる
- 左辺更新の意味と役割を説明できる
- 自己参照代入の意味と役割を説明できる
- 複数の代入文を順番どおり実行して最終状態を求められる
本文解説
x←x+1のように同じ変数が左右に出ても矛盾ではない。右辺では更新前のxを参照し、計算が終わってから左辺xへ結果を保存する。
右辺評価 代入の前に右辺の式を現在値で計算すること。 式中の変数はその時点の値を使う。
左辺更新 右辺評価後に結果を左辺へ保存すること。 古い左辺値は上書きされる。
自己参照代入 同じ変数の旧値を使って新値を作る代入。 カウンタや累積で頻出。
一時変数 上書きされる前の値を退避する変数。 交換処理などで使う。
逐次実行 複数代入は上から順に実行し、更新後の値を次行が使うこと。 同時代入とは区別する。
各行で右辺値を欄外に計算し、それから左辺だけを書き換える。
a=2,b=5で交換するならtmp←a(2)、a←b(5)、b←tmp(2)の順。
図解
重要ポイント
- 右辺評価: 代入の前に右辺の式を現在値で計算すること。
- 左辺更新: 右辺評価後に結果を左辺へ保存すること。
- 自己参照代入: 同じ変数の旧値を使って新値を作る代入。
- 一時変数: 上書きされる前の値を退避する変数。
- 代入文を見たら、まず右辺の「値」を確定してから左辺を更新する。
間違えやすい点
- 左右を同時に更新すると考えない。
- 交換処理で退避前に値を上書きしない。
- ←を比較演算子と混同しない。
用語解説
- 右辺評価
- 代入の前に右辺の式を現在値で計算すること。
- 左辺更新
- 右辺評価後に結果を左辺へ保存すること。
- 自己参照代入
- 同じ変数の旧値を使って新値を作る代入。
- 一時変数
- 上書きされる前の値を退避する変数。
- 逐次実行
- 複数代入は上から順に実行し、更新後の値を次行が使うこと。
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参考資料
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