変数・代入・演算の試験問題への適用
本番では短い疑似コードを1行ずつ実行し、途中値や最終値を答える。頭の中だけで処理せず、更新がある行ごとに値を書く。
この単元で学ぶこと
- 行番号トレースの意味と役割を説明できる
- 旧値保持の意味と役割を説明できる
- 一時退避の意味と役割を説明できる
- 短い疑似コードの最終値をトレース表で正確に求められる
本文解説
複数代入、整数演算、比較、フラグ更新を組み合わせた問題では、同じ変数の旧値と新値が混ざりやすい。各行で右辺値を確定してから左辺更新する。
行番号トレース 実行した行と直後の変数値を記録する方法。 条件分岐や繰返しでも実行経路を追いやすい。
旧値保持 自己参照代入では右辺評価中は更新前値を使う。 評価完了後に更新する。
一時退避 値交換や上書き前の保存に使う。 元値を失わないために必要。
境界判定 >=や<=で境界を含むか確認する。 分岐の選択に直結する。
剰余利用 modで周期や偶奇を判定する。 0かどうかを見る問題が多い。
初期値を書き、実行行だけ順に追い、更新直後の値を記録する。
x=3,y=4で x←x+y; y←x-y は、x=7の後にy=7-4=3となる。
図解
重要ポイント
- 行番号トレース: 実行した行と直後の変数値を記録する方法。
- 旧値保持: 自己参照代入では右辺評価中は更新前値を使う。
- 一時退避: 値交換や上書き前の保存に使う。
- 境界判定: >=や<=で境界を含むか確認する。
- 同じ式でも「どの時点の値を読むか」が得点を分ける。
間違えやすい点
- 同時代入のように元値を保持して計算しない。
- 分岐条件行を飛ばさない。
- modの結果を商と取り違えない。
用語解説
- 行番号トレース
- 実行した行と直後の変数値を記録する方法。
- 旧値保持
- 自己参照代入では右辺評価中は更新前値を使う。
- 一時退避
- 値交換や上書き前の保存に使う。
- 境界判定
- >=や<=で境界を含むか確認する。
- 剰余利用
- modで周期や偶奇を判定する。
関連教材
参考資料
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