変数・代入・演算の全体像
疑似言語を読む土台は、変数が現在値を保持し、代入で値が更新され、演算で新しい値を作るという三つの役割を分けることである。
この単元で学ぶこと
- 変数の意味と役割を説明できる
- 代入の意味と役割を説明できる
- 算術演算の意味と役割を説明できる
- 疑似言語を1行ずつ実行し、各行後の変数値と条件結果を追える
本文解説
式を読むときは右辺を先に評価し、その結果を左辺へ代入する。変数の値は行ごとに変わるため、古い値と新しい値を混同しない。計算問題では演算子の意味と優先順位も確認する。
変数 処理途中の値を名前付きで保持する領域。 同じ変数でも代入されるたび現在値が変わる。
代入 右辺の式を評価した結果を左辺の変数へ格納する処理。 数学の等式ではなく状態更新として読む。
算術演算 加減乗除や剰余など数値から新しい値を求める処理。 整数除算や剰余は設問の定義に従う。
比較演算 二つの値を比較して真偽値を作る処理。 条件分岐や繰返しの判定に使う。
論理演算 複数の真偽条件をAND・OR・NOTなどで組み合わせる処理。 短絡評価の有無などは設問定義に従う。
右辺評価→演算結果→左辺代入→次行、の順を崩さない。
x=2のとき x←x+3 は、まず右辺2+3=5を求め、その後xを5へ更新する。
図解
重要ポイント
- 変数: 処理途中の値を名前付きで保持する領域。
- 代入: 右辺の式を評価した結果を左辺の変数へ格納する処理。
- 算術演算: 加減乗除や剰余など数値から新しい値を求める処理。
- 比較演算: 二つの値を比較して真偽値を作る処理。
- 代入文は「現在値を使って右辺を計算してから左辺を書き換える」と読む。
間違えやすい点
- 代入を数学の等号と同じ意味で読まない。
- 右辺評価前に左辺の値を更新しない。
- 整数除算やmodの定義を確認せず暗算しない。
用語解説
- 変数
- 処理途中の値を名前付きで保持する領域。
- 代入
- 右辺の式を評価した結果を左辺の変数へ格納する処理。
- 算術演算
- 加減乗除や剰余など数値から新しい値を求める処理。
- 比較演算
- 二つの値を比較して真偽値を作る処理。
- 論理演算
- 複数の真偽条件をAND・OR・NOTなどで組み合わせる処理。
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参考資料
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