PERTとクリティカルパスを理解する
PERTは作業の先行関係と所要時間からプロジェクト期間を分析する手法。クリティカルパスは余裕時間が0の作業列で、遅れると全体完了が遅れる。
この単元で学ぶこと
- 最早開始/終了の意味と役割を説明できる
- 最遅開始/終了の意味と役割を説明できる
- 余裕時間の意味と役割を説明できる
- PERT図からクリティカルパスと余裕時間を判断できる
本文解説
ネットワーク図で最早時刻・最遅時刻・余裕時間を求める。複数経路のうち所要時間が最長となる経路がクリティカルパス。
最早開始/終了 前工程が終わり次第開始できる最も早い時刻。 前向き計算で求める。
最遅開始/終了 全体完了を遅らせずに許される最も遅い時刻。 後ろ向き計算で求める。
余裕時間 最遅開始-最早開始などで求める。 0ならクリティカル作業。
クリティカルパス 全体期間を決める最長経路。 余裕0の作業が連なる。
短縮 全体期間を縮めるにはクリティカルパス上の作業短縮が必要。 非CP作業を短縮しても全体は変わらないことがある。
経路ごとの合計時間を出し、最長経路を特定する。
A2日→B3日→D4日が9日、A2日→C5日→D4日が11日なら後者がCP。
図解
重要ポイント
- 最早開始/終了: 前工程が終わり次第開始できる最も早い時刻。
- 最遅開始/終了: 全体完了を遅らせずに許される最も遅い時刻。
- 余裕時間: 最遅開始-最早開始などで求める。
- クリティカルパス: 全体期間を決める最長経路。
- クリティカルパス=全体完了を決める最長経路。
間違えやすい点
- 最短経路と誤認しない。
- 合流点で最早時刻の最大値を取るのを忘れない。
- 非CP短縮で必ず全体短縮すると考えない。
用語解説
- 最早開始/終了
- 前工程が終わり次第開始できる最も早い時刻。
- 最遅開始/終了
- 全体完了を遅らせずに許される最も遅い時刻。
- 余裕時間
- 最遅開始-最早開始などで求める。
- クリティカルパス
- 全体期間を決める最長経路。
- 短縮
- 全体期間を縮めるにはクリティカルパス上の作業短縮が必要。
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参考資料
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