SQLのSELECT・WHERE・ORDER BYの全体像

SELECT文は、どの列を取り出すか、どの行を残すか、どの順に並べるかを段階的に考える。SELECT・WHERE・ORDER BYの役割を明確に分ける。

この単元で学ぶこと

  • SELECTの意味と役割を説明できる
  • FROMの意味と役割を説明できる
  • WHEREの意味と役割を説明できる
  • SELECT・FROM・WHERE・ORDER BY・DISTINCTの役割を区別できる

本文解説

SELECT句は列の選択、FROM句は対象表、WHERE句は行の絞込み、ORDER BY句は結果の並べ替えを行う。記述順と論理処理順を混同しないことも重要である。

SELECT 結果へ出力する列や式を指定する句。 列の投影に相当する。

FROM データ取得元の表や結合対象を指定する句。 問い合わせの対象を決める。

WHERE 条件を満たす行だけを抽出する句。 行の選択に相当する。

ORDER BY 問い合わせ結果を指定列や式で並べ替える句。 ASCは昇順、DESCは降順。

DISTINCT SELECT結果の重複行を除く指定。 元表の行を削除するわけではない。

問題文を列、表、行条件、並び順へ分解し、各句へ割り当てる。

SELECT name, score FROM student WHERE score >= 80 ORDER BY score DESC; は80点以上の氏名と得点を高得点順に返す。

図解

SELECT文の役割分担
取得元、行絞込み、列出力、並べ替えの役割を分けて考える。

重要ポイント

  • SELECT: 結果へ出力する列や式を指定する句。
  • FROM: データ取得元の表や結合対象を指定する句。
  • WHERE: 条件を満たす行だけを抽出する句。
  • ORDER BY: 問い合わせ結果を指定列や式で並べ替える句。
  • SELECTは列、WHEREは行、ORDER BYは順序。

間違えやすい点

  • WHEREを列選択の句と誤解しない。
  • ORDER BYを行削除の句と誤解しない。
  • DISTINCTが元データを書き換えると考えない。

用語解説

SELECT
結果へ出力する列や式を指定する句。
FROM
データ取得元の表や結合対象を指定する句。
WHERE
条件を満たす行だけを抽出する句。
ORDER BY
問い合わせ結果を指定列や式で並べ替える句。
DISTINCT
SELECT結果の重複行を除く指定。

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参考資料

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