ER図の試験問題への適用

ER図の問題では文章中の「一つにつき」「複数」「必ず一つ」「0件でもよい」を拾い、多重度と必須性を分けて読む。

この単元で学ぶこと

  • 0..1の意味と役割を説明できる
  • 1..1の意味と役割を説明できる
  • 0..*の意味と役割を説明できる
  • 文章から最小・最大多重度と関係属性を読み取れる

本文解説

多重度は最大件数だけでなく最小件数も含む。0..1、1..1、0..*、1..*などの条件を業務文から読み取る。

0..1 関連先が0件または1件である。 任意の一対一関係で使う。

1..1 必ずちょうど1件の関連先を持つ。 必須一対一。

0..* 0件以上の複数件を許す。 関連が存在しない場合もある。

1..* 1件以上の複数件を持つ。 少なくとも1件必須。

関係属性 エンティティ単体でなく関係そのものに属する属性。 中間表へ置くことが多い。

最大件数と最小件数を別々にメモする。関係そのものの属性は中間表へ置く。

顧客は注文0件以上、注文は必ず1顧客なら、顧客→注文は0..*、注文→顧客は1..1。

図解

ER多重度の読み方
最小件数0/1と最大件数1/多を組み合わせて関係を読む。

重要ポイント

  • 0..1: 関連先が0件または1件である。
  • 1..1: 必ずちょうど1件の関連先を持つ。
  • 0..*: 0件以上の複数件を許す。
  • 1..*: 1件以上の複数件を持つ。
  • 多重度は最大だけでなく0件を許すかも確認する。

間違えやすい点

  • 0..*と1..*を混同しない。
  • 関係属性を片側エンティティへ無理に置かない。
  • 文章中の必ず・任意を読み落とさない。

用語解説

0..1
関連先が0件または1件である。
1..1
必ずちょうど1件の関連先を持つ。
0..*
0件以上の複数件を許す。
1..*
1件以上の複数件を持つ。
関係属性
エンティティ単体でなく関係そのものに属する属性。

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参考資料

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