システム監査の試験問題への適用
監査事例では、監査人の独立性、証拠の十分性、発見事項の裏付け、改善主体、フォローアップの役割を判断する。
この単元で学ぶこと
- 十分性の意味と役割を説明できる
- 適切性の意味と役割を説明できる
- 発見事項の意味と役割を説明できる
- 監査事例の証拠・役割・改善プロセスの適否を判断できる
本文解説
サンプル1件だけで結論できるか、証拠は信頼できるか、事実と推測が混ざっていないかを確認する。
十分性 証拠量が結論を支えるに足ること。 サンプル数や範囲を検討。
適切性 証拠の関連性・信頼性。 原本や自動ログは一般に強い。
発見事項 基準と実態の差。 事実を明確に記述する。
改善提言 発見事項へ対応する改善案。 実施責任は被監査側。
フォローアップ 改善が実施され有効か確認。 期限後に再確認。
結論→証拠→役割分担の順で妥当性を確認する。
1件の聞き取りだけで全社統制不備と断定するのは証拠不足の可能性。
図解
重要ポイント
- 十分性: 証拠量が結論を支えるに足ること。
- 適切性: 証拠の関連性・信頼性。
- 発見事項: 基準と実態の差。
- 改善提言: 発見事項へ対応する改善案。
- 監査結論は十分かつ適切な証拠で支える。
間違えやすい点
- 一つの弱い証拠だけで全体結論を出さない。
- 監査人が改善実施を直接担当しない。
- 推測を事実として報告しない。
用語解説
- 十分性
- 証拠量が結論を支えるに足ること。
- 適切性
- 証拠の関連性・信頼性。
- 発見事項
- 基準と実態の差。
- 改善提言
- 発見事項へ対応する改善案。
- フォローアップ
- 改善が実施され有効か確認。
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参考資料
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