IPv6の基本の試験問題への適用

IPv6問題では表記圧縮、アドレス長、アドレス種別、IPv4との併存方法を条件から判断する。

この単元で学ぶこと

  • デュアルスタックの意味と役割を説明できる
  • プレフィックス長の意味と役割を説明できる
  • ループバックの意味と役割を説明できる
  • IPv6表記と移行方式を設問条件に適用できる

本文解説

IPv6への移行ではデュアルスタックなどIPv4とIPv6を併用する手法がある。アドレス表記の正誤ではグループ数と::の使用回数を確認する。

デュアルスタック IPv4とIPv6の両方を同一機器・ネットワークで利用可能にする方式。 移行期間に併存できる。

プレフィックス長 IPv6でも/64などのCIDR表記でネットワーク部長を示す。 /64は先頭64ビットがプレフィックス。

ループバック IPv6のループバックアドレスは::1。 自分自身を表す。

未指定アドレス IPv6の未指定アドレスは::。 アドレス未確定などを表す。

表記復元 ::で省略された0グループ数を、全体が8グループになるよう補う。 一意に復元できることが必要。

まず表記を8グループへ復元し、次にプレフィックス長とアドレス種別を見る。

2001:db8:abcd:1::5/64では先頭4グループがネットワークプレフィックスに相当する。

図解

IPv6問題の確認順
8グループ復元→アドレス種別→プレフィックス→IPv4併存方式の順で確認する。

重要ポイント

  • デュアルスタック: IPv4とIPv6の両方を同一機器・ネットワークで利用可能にする方式。
  • プレフィックス長: IPv6でも/64などのCIDR表記でネットワーク部長を示す。
  • ループバック: IPv6のループバックアドレスは::1。
  • 未指定アドレス: IPv6の未指定アドレスは::。
  • IPv6は表記省略とプレフィックス長を別々に考える。

間違えやすい点

  • ::1を未指定アドレスと誤認しない。
  • /64を64個のホストという意味にしない。
  • デュアルスタックをアドレス変換そのものと混同しない。

用語解説

デュアルスタック
IPv4とIPv6の両方を同一機器・ネットワークで利用可能にする方式。
プレフィックス長
IPv6でも/64などのCIDR表記でネットワーク部長を示す。
ループバック
IPv6のループバックアドレスは::1。
未指定アドレス
IPv6の未指定アドレスは::。
表記復元
::で省略された0グループ数を、全体が8グループになるよう補う。

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参考資料

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