IPv6の基本を理解する

IPv6はIPv4のアドレス枯渇などへ対応するため設計された128ビットのIPである。16進表記、ゼロ圧縮、アドレス種別、IPv4との違いを理解する。

この単元で学ぶこと

  • 128ビットの意味と役割を説明できる
  • 16進コロン表記の意味と役割を説明できる
  • ゼロ圧縮の意味と役割を説明できる
  • IPv6アドレス表記を圧縮・復元し、主要アドレス種別を説明できる

本文解説

IPv6アドレスは128ビットを16ビットずつ8グループの16進数で表す。先頭ゼロの省略や連続する0グループの::による圧縮が可能。ブロードキャストは使わず、マルチキャスト等を利用する。

128ビット IPv6アドレス長は128ビット。 IPv4の32ビットより大幅に広い。

16進コロン表記 16ビットごとの8グループを16進数でコロン区切りにする。 各グループは0000〜ffff。

ゼロ圧縮 連続する0グループを一度だけ::で省略できる。 復元後は全8グループになる。

リンクローカルアドレス 同一リンク内で利用するIPv6アドレスでfe80::/10が代表的。 通常ルータを越えて転送しない。

マルチキャスト 特定グループ宛に送る通信方式。 IPv6ではIPv4のブロードキャストに相当する用途の一部をマルチキャストで実現する。

128ビット、8グループ、16進、::は一度だけという表記ルールを押さえる。

2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001は2001:db8::1と短縮できる。

図解

IPv6表記の圧縮
128ビットを8グループへ分け、先頭0と連続0を省略する。

重要ポイント

  • 128ビット: IPv6アドレス長は128ビット。
  • 16進コロン表記: 16ビットごとの8グループを16進数でコロン区切りにする。
  • ゼロ圧縮: 連続する0グループを一度だけ::で省略できる。
  • リンクローカルアドレス: 同一リンク内で利用するIPv6アドレスでfe80::/10が代表的。
  • IPv6の::は連続0グループの省略で、一つのアドレス内で通常一度だけ使う。

間違えやすい点

  • IPv6を64ビットと覚えない。
  • ::を複数箇所で使って復元不能にしない。
  • IPv6にIPv4と同じブロードキャストがあると考えない。

用語解説

128ビット
IPv6アドレス長は128ビット。
16進コロン表記
16ビットごとの8グループを16進数でコロン区切りにする。
ゼロ圧縮
連続する0グループを一度だけ::で省略できる。
リンクローカルアドレス
同一リンク内で利用するIPv6アドレスでfe80::/10が代表的。
マルチキャスト
特定グループ宛に送る通信方式。

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