脅威を理解する

脅威は、情報資産へ損害を与える可能性がある事象や主体を指す。攻撃者だけでなく、災害、故障、誤操作なども脅威になり得る。

この単元で学ぶこと

  • 脅威の意味と役割を説明できる
  • 人為的脅威の意味と役割を説明できる
  • 技術的脅威の意味と役割を説明できる
  • 資産に対する事象を人為的・技術的・自然の脅威へ分類できる

本文解説

脅威を考えるときは「何が起きれば資産が損なわれるか」を洗い出す。人為的脅威、技術的脅威、自然脅威などに分類し、対象資産と結び付ける。

脅威 情報資産へ損害を与える可能性がある事象・主体・原因。 脆弱性を悪用して事故を引き起こす可能性がある。

人為的脅威 人の意図的または偶発的な行為による脅威。 不正アクセス、内部不正、誤操作、情報持出しなどを含む。

技術的脅威 機器・ソフトウェア・通信など技術要因による脅威。 故障、バグ、サービス障害などがある。

自然脅威 自然現象によって情報資産へ影響する脅威。 地震、水害、落雷、火災などがある。

脅威主体 意図的攻撃を実行する主体。 サイバー犯罪者、内部者、攻撃グループなどが想定される。

「弱点そのもの」ではなく「損害を起こし得る出来事・主体」が脅威であると区別する。

未修正のソフトウェア欠陥は脆弱性、それを悪用する攻撃者や攻撃コードは脅威として整理する。

図解

脅威の分類
人為・技術・自然の三方向から情報資産への脅威を洗い出す。

重要ポイント

  • 脅威: 情報資産へ損害を与える可能性がある事象・主体・原因。
  • 人為的脅威: 人の意図的または偶発的な行為による脅威。
  • 技術的脅威: 機器・ソフトウェア・通信など技術要因による脅威。
  • 自然脅威: 自然現象によって情報資産へ影響する脅威。
  • 脅威は攻撃者だけではなく、誤操作・故障・災害も含む。

間違えやすい点

  • パッチ未適用そのものを脅威と呼ばない。
  • 損害額を脅威そのものと混同しない。
  • 自然災害をセキュリティ範囲外と考えない。

用語解説

脅威
情報資産へ損害を与える可能性がある事象・主体・原因。
人為的脅威
人の意図的または偶発的な行為による脅威。
技術的脅威
機器・ソフトウェア・通信など技術要因による脅威。
自然脅威
自然現象によって情報資産へ影響する脅威。
脅威主体
意図的攻撃を実行する主体。

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参考資料

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