同値分割と境界値分析の試験問題への適用

本番では仕様文の不等号や上限・下限を読み、どのテストデータ集合が最少で効果的かを判断する。

この単元で学ぶこと

  • 整数境界の意味と役割を説明できる
  • 実数境界の意味と役割を説明できる
  • 上限下限の意味と役割を説明できる
  • 仕様から適切な代表値・境界値集合を選べる

本文解説

まず有効領域と無効領域を分け、次に境界の内側・境界・外側を確認する。整数か実数かでも直前値の意味が変わる。

整数境界 次の整数が直前・直後値になる。 18以上なら17/18。

実数境界 境界の直前値を固定できない場合がある。 十分小さい差を仕様精度に合わせる。

上限下限 両端を別々に確認する。 片側だけでは不十分。

空文字 文字列長の境界で重要。 0文字と最小有効長を確認する。

複合条件 一度に一条件を境界化すると原因を切り分けやすい。 必要に応じ組合せも追加する。

数直線または長さ軸を書いて境界内外を明示する。

文字列長1〜20なら0,1,20,21文字。

図解

境界値選択手順
仕様→同値クラス→境界内外の順にケースを選ぶ。

重要ポイント

  • 整数境界: 次の整数が直前・直後値になる。
  • 実数境界: 境界の直前値を固定できない場合がある。
  • 上限下限: 両端を別々に確認する。
  • 空文字: 文字列長の境界で重要。
  • 不等号を正確に読むことが最重要。

間違えやすい点

  • 上限だけテストして下限を忘れない。
  • 有効代表値だけで無効クラスを省かない。
  • 整数/実数の前後値を混同しない。

用語解説

整数境界
次の整数が直前・直後値になる。
実数境界
境界の直前値を固定できない場合がある。
上限下限
両端を別々に確認する。
空文字
文字列長の境界で重要。
複合条件
一度に一条件を境界化すると原因を切り分けやすい。

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参考資料

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