クライアントサーバと3層構成の試験問題への適用

構成図問題では、各ノードの名前より表示、業務処理、保存のどの役割かを見抜く。物理配置と論理層を分けて読む。

この単元で学ぶこと

  • シンクライアントの意味と役割を説明できる
  • Web/AP分離の意味と役割を説明できる
  • DBサーバの意味と役割を説明できる
  • 構成図から論理層とスケーリング方式を判断できる

本文解説

Webブラウザ、Web/アプリケーションサーバ、DBサーバという物理例は3層の代表例だが、一つの物理ホスト上へ複数層を置くこともできる。

シンクライアント 端末側の処理や保存を抑え、サーバ側へ多くの役割を寄せる構成。 集中管理しやすい。

Web/AP分離 Web受付と業務処理を別の論理・物理層へ分ける設計。 独立拡張や保守をしやすい。

DBサーバ 永続データの検索・更新を提供するサーバ。 アプリ層からSQL等で利用する。

スケールアウト 同種サーバの台数を増やして処理能力や冗長性を高める。 負荷分散と組み合わせることが多い。

スケールアップ 一台のCPU・メモリ等を強化する。 台数を増やすスケールアウトと区別する。

物理ノード数に惑わされず、まず各役割へラベルを振る。性能改善は台数増加=アウト、一台強化=アップで判定する。

Webサーバを3台へ増やすのはスケールアウト、DBサーバのCPUを増強するのはスケールアップ。

図解

3層構成とスケーリング
各層の役割と、台数増加・一台強化の違いを整理する。

重要ポイント

  • シンクライアント: 端末側の処理や保存を抑え、サーバ側へ多くの役割を寄せる構成。
  • Web/AP分離: Web受付と業務処理を別の論理・物理層へ分ける設計。
  • DBサーバ: 永続データの検索・更新を提供するサーバ。
  • スケールアウト: 同種サーバの台数を増やして処理能力や冗長性を高める。
  • 論理層と物理サーバ数、スケールアウトとアップを別軸で読む。

間違えやすい点

  • 3層=3台と決めつけない。
  • サーバ台数増加をスケールアップと呼ばない。
  • シンクライアントでもネットワーク依存性を無視しない。

用語解説

シンクライアント
端末側の処理や保存を抑え、サーバ側へ多くの役割を寄せる構成。
Web/AP分離
Web受付と業務処理を別の論理・物理層へ分ける設計。
DBサーバ
永続データの検索・更新を提供するサーバ。
スケールアウト
同種サーバの台数を増やして処理能力や冗長性を高める。
スケールアップ
一台のCPU・メモリ等を強化する。

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参考資料

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