主キー・外部キー・参照整合性の試験問題への適用
本番では表定義やサンプル行を見て、どの列がキー候補か、不正な挿入・削除が何かを判断する。具体的な値で一意性と参照関係を追う。
この単元で学ぶこと
- キー候補判定の意味と役割を説明できる
- 複合一意性の意味と役割を説明できる
- 孤児参照検出の意味と役割を説明できる
- サンプルデータと表定義からキー・参照制約の正誤を判断できる
本文解説
主キー候補の選定では重複とNULLを確認する。外部キー問題では親表に存在する値か確認し、削除問題では制約動作を読む。
キー候補判定 実データと業務規則から一意性と最小性を確認する。 サンプルだけ偶然一意でも規則を確認する。
複合一意性 複数列の組合せで一意になる性質。 単独列の重複を許せる。
孤児参照検出 子外部キーに対応する親キーが存在しない状態を見つける。 参照整合性違反。
更新連鎖 親キー変更時に子外部キーへ変更を反映する設定。 キー値変更の設計方針として検討する。
削除制御 親削除時の子の扱いを制約で制御する。 業務要件と整合させる。
まず親表のキー集合を作り、子外部キー値を一つずつ照合する。
部署ID集合{10,20}に対し社員の部署IDが10,20,30なら30が孤児参照となる。
図解
重要ポイント
- キー候補判定: 実データと業務規則から一意性と最小性を確認する。
- 複合一意性: 複数列の組合せで一意になる性質。
- 孤児参照検出: 子外部キーに対応する親キーが存在しない状態を見つける。
- 更新連鎖: 親キー変更時に子外部キーへ変更を反映する設定。
- サンプル表は集合として見て、重複と参照先存在を機械的に確認する。
間違えやすい点
- たまたま一意なサンプルを業務上の一意保証と混同しない。
- 複合キーの一部だけで判定しない。
- 削除規則を問題文から読み落とさない。
用語解説
- キー候補判定
- 実データと業務規則から一意性と最小性を確認する。
- 複合一意性
- 複数列の組合せで一意になる性質。
- 孤児参照検出
- 子外部キーに対応する親キーが存在しない状態を見つける。
- 更新連鎖
- 親キー変更時に子外部キーへ変更を反映する設定。
- 削除制御
- 親削除時の子の扱いを制約で制御する。
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参考資料
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