情報量と符号化を理解する
情報をビット列で表すには、必要な状態数とビット数の関係、文字やデータへコードを割り当てる考え方、固定長と可変長の違いを押さえる。計算問題では2の累乗との対応が中心になる。
この単元で学ぶこと
- ビットの意味と役割を説明できる
- バイトの意味と役割を説明できる
- 固定長符号の意味と役割を説明できる
- 必要な状態数から最小ビット数やデータ量を計算できる
本文解説
nビットで表せる異なるパターンは2^n通りである。必要な状態数Nを区別する最小ビット数は、2^n以上Nとなる最小のnで求める。符号化は、文字や記号などの情報を所定のコードへ対応付ける処理である。
ビット 0または1の二状態を表す情報の最小単位。 nビットなら2^n通りのパターンを持てる。
バイト 一般に8ビットをまとめた単位。 データ量や記憶容量の基本単位として使われる。
固定長符号 すべての記号へ同じ長さのビット列を割り当てる符号。 位置を区切りやすいが、出現頻度に応じた圧縮効率は得にくい。
可変長符号 記号によって異なる長さのビット列を割り当てる符号。 頻出記号へ短い符号を割り当てると平均符号長を減らせる。
符号化 文字・記号・数値などを規則に従って別の表現へ対応付けること。 文字コード、画像、音声などで対象ごとの規則がある。
「何種類を区別できるか」は2^n、「最低何ビット必要か」は2^nが必要数以上になる最小nを探す。ビットとバイトを混在させる問題では、8ビット=1バイトへ単位をそろえてから比較する。
100種類の状態を区別するには6ビットでは64通りで不足し、7ビットなら128通りなので7ビット必要となる。
図解
重要ポイント
- ビット: 0または1の二状態を表す情報の最小単位。
- バイト: 一般に8ビットをまとめた単位。
- 固定長符号: すべての記号へ同じ長さのビット列を割り当てる符号。
- 可変長符号: 記号によって異なる長さのビット列を割り当てる符号。
- 必要数を超える最小の2の累乗を探すと、最小ビット数を求められる。
間違えやすい点
- 状態数Nに対してNビット必要だと誤解しない。
- bitとbyteを同じ単位として計算しない。
- 可変長符号では復号可能性の条件も必要で、単に短くすればよいわけではない。
用語解説
- ビット
- 0または1の二状態を表す情報の最小単位。
- バイト
- 一般に8ビットをまとめた単位。
- 固定長符号
- すべての記号へ同じ長さのビット列を割り当てる符号。
- 可変長符号
- 記号によって異なる長さのビット列を割り当てる符号。
- 符号化
- 文字・記号・数値などを規則に従って別の表現へ対応付けること。
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参考資料
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