ファイルシステムの試験問題への適用
ファイル問題ではパスの基準、割当て単位、アクセス権、障害回復を読み分ける。階層図とブロック数計算を使って具体的に判断する。
この単元で学ぶこと
- パス正規化の意味と役割を説明できる
- 必要ブロック数の意味と役割を説明できる
- アクセス権の意味と役割を説明できる
- パス・容量・権限・障害回復の条件を組み合わせて判断できる
本文解説
パス問題は現在位置を明示して一段ずつ解決する。容量問題はファイルサイズをブロックサイズで割って端数を切り上げる。属性変更と内容変更は別扱いにする。
パス正規化 ドットや親ディレクトリ指定を含む経路を階層に沿って解決する考え方。 基準ディレクトリから順に評価する。
必要ブロック数 ファイルサイズをブロックサイズで割り、端数を切り上げて求める。 0でない端数は追加1ブロック。
アクセス権 利用者やグループごとに読取り・書込み・実行などを制御する属性。 認証済みでも権限不足なら操作できない。
ジャーナリング 更新前後の管理情報などをログへ記録し障害後の整合性回復を助ける方式。 バックアップそのものではない。
断片化 ファイルの領域が物理的に分散する状態。 方式や媒体によって性能影響は異なる。
容量は切上げ、パスは基準位置、権限は主体と操作、障害回復はジャーナルとバックアップの役割を分ける。
4KiBブロックへ10KiBファイルを保存すると3ブロック=12KiBを使う。ファイル内容10KiBと実使用領域12KiBは別。
図解
重要ポイント
- パス正規化: ドットや親ディレクトリ指定を含む経路を階層に沿って解決する考え方。
- 必要ブロック数: ファイルサイズをブロックサイズで割り、端数を切り上げて求める。
- アクセス権: 利用者やグループごとに読取り・書込み・実行などを制御する属性。
- ジャーナリング: 更新前後の管理情報などをログへ記録し障害後の整合性回復を助ける方式。
- 問題文に出るサイズ、割当て領域、現在位置、権限を条件として書き出す。
間違えやすい点
- ジャーナリングを過去世代のバックアップと同一視しない。
- 端数ブロックを切り捨てない。
- 読取り権限があれば書込みも可能と考えない。
用語解説
- パス正規化
- ドットや親ディレクトリ指定を含む経路を階層に沿って解決する考え方。
- 必要ブロック数
- ファイルサイズをブロックサイズで割り、端数を切り上げて求める。
- アクセス権
- 利用者やグループごとに読取り・書込み・実行などを制御する属性。
- ジャーナリング
- 更新前後の管理情報などをログへ記録し障害後の整合性回復を助ける方式。
- 断片化
- ファイルの領域が物理的に分散する状態。
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参考資料
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