ルータを理解する

ルータは宛先IPアドレスとルーティングテーブルを用いて次ホップを選び、異なるネットワーク間でパケットを中継する。

この単元で学ぶこと

  • ルーティングテーブルの意味と役割を説明できる
  • 次ホップの意味と役割を説明できる
  • デフォルトルートの意味と役割を説明できる
  • 経路表から次ホップと選択経路を判断できる

本文解説

経路表には宛先ネットワーク、プレフィックス、次ホップ、出力インタフェース等があり、複数候補では最長一致などにより経路を選択する。

ルーティングテーブル 宛先ネットワークと次ホップ等の対応を保持する表。 静的または動的に構成される。

次ホップ 宛先までの経路上で次にパケットを渡すルータ等。 最終宛先とは異なる場合がある。

デフォルトルート より具体的な経路がない宛先に使う既定経路。 IPv4では0.0.0.0/0が代表。

最長一致 宛先に一致する経路のうち最も長いプレフィックスを優先する。 より具体的な経路を選ぶ。

TTL IPv4ヘッダでルータ通過ごとに減少し、0になると破棄される値。 ループし続けることを防ぐ。

宛先IPに一致する経路を列挙し、最も具体的なプレフィックスを選ぶ。なければデフォルトルートを確認する。

宛先192.168.1.50に192.168.0.0/16と192.168.1.0/24が一致するなら/24を選択する。

図解

ルーティングテーブルの選択
一致経路→最長プレフィックス→次ホップという順に経路を選ぶ。

重要ポイント

  • ルーティングテーブル: 宛先ネットワークと次ホップ等の対応を保持する表。
  • 次ホップ: 宛先までの経路上で次にパケットを渡すルータ等。
  • デフォルトルート: より具体的な経路がない宛先に使う既定経路。
  • 最長一致: 宛先に一致する経路のうち最も長いプレフィックスを優先する。
  • ルータは宛先IPと経路表で次ホップを決める。

間違えやすい点

  • デフォルトルートを最優先と考えない。
  • 次ホップと最終宛先を同じと考えない。
  • TTLを通信速度の値と誤解しない。

用語解説

ルーティングテーブル
宛先ネットワークと次ホップ等の対応を保持する表。
次ホップ
宛先までの経路上で次にパケットを渡すルータ等。
デフォルトルート
より具体的な経路がない宛先に使う既定経路。
最長一致
宛先に一致する経路のうち最も長いプレフィックスを優先する。
TTL
IPv4ヘッダでルータ通過ごとに減少し、0になると破棄される値。

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