スケジューリングの試験問題への適用
スケジューリング計算では、到着時刻・CPU時間・方式・時間片を表に書き、時間軸を追う。名前だけで判断せず実行順を実際に描く。
この単元で学ぶこと
- 待ち時間の意味と役割を説明できる
- ターンアラウンド時間の意味と役割を説明できる
- 時間片の意味と役割を説明できる
- ガントチャートから待ち時間・完了時刻・ターンアラウンド時間を計算できる
本文解説
平均待ち時間は各タスクが実行可能状態でCPUを待った時間の平均。ターンアラウンド時間は到着から完了まで。ラウンドロビンでは複数回の待ち区間を合計する。
待ち時間 実行可能状態でCPU割当てを待った合計時間。 単純FCFSでは先行ジョブのCPU時間合計で求めやすい。
ターンアラウンド時間 到着から処理完了までの経過時間。 待ち時間と実CPU時間などを含む。
時間片 ラウンドロビンで一度に連続実行できる上限時間。 短すぎると切替回数が増えやすい。
ガントチャート 時間軸上にどのタスクが実行されたか並べる図。 待ち時間や完了時刻の計算ミスを減らす。
エージング 待ち続けた低優先度タスクの優先度を段階的に上げる対策。 飢餓の軽減に使う。
最初に到着時刻順の表を作る。方式のルールで実行区間を決め、各完了時刻を記録してから指標を計算する。
A=4ms,B=2ms,C=1msが全て時刻0到着ならFCFS A→B→Cの待ち時間は0,4,6で平均10/3ms。
図解
重要ポイント
- 待ち時間: 実行可能状態でCPU割当てを待った合計時間。
- ターンアラウンド時間: 到着から処理完了までの経過時間。
- 時間片: ラウンドロビンで一度に連続実行できる上限時間。
- ガントチャート: 時間軸上にどのタスクが実行されたか並べる図。
- 待ち時間の平均は、実行順を確定してから各タスクごとに求める。
間違えやすい点
- CPU実行時間を待ち時間へ含めない。
- ラウンドロビンで2回目以降の待ちを忘れない。
- 時間片とタスク総実行時間を混同しない。
用語解説
- 待ち時間
- 実行可能状態でCPU割当てを待った合計時間。
- ターンアラウンド時間
- 到着から処理完了までの経過時間。
- 時間片
- ラウンドロビンで一度に連続実行できる上限時間。
- ガントチャート
- 時間軸上にどのタスクが実行されたか並べる図。
- エージング
- 待ち続けた低優先度タスクの優先度を段階的に上げる対策。
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参考資料
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