主キーを理解する
主キーは表の各行を一意に識別するための中心的な制約である。単一列だけでなく複数列の組合せも使え、候補キーやUNIQUE制約との違いを整理する。
この単元で学ぶこと
- 主キーの意味と役割を説明できる
- 複合主キーの意味と役割を説明できる
- 候補キーの意味と役割を説明できる
- 主キー・候補キー・複合主キー・UNIQUEの違いを説明できる
本文解説
主キーは一意性とNULL禁止を満たす属性または属性集合である。候補キーの一つを主キーとして選び、他の候補キーはUNIQUE制約などで一意性を保つことがある。
主キー 表の各行を一意に識別する属性または属性集合。 重複せずNULLを持たないことが基本。
複合主キー 複数属性を組み合わせて一意性を実現する主キー。 各列単独では重複しても組合せが一意なら使える。
候補キー 各行を一意に識別できる最小の属性集合。 複数存在し得る。
UNIQUE制約 指定列の値の重複を防ぐ制約。 主キー以外の一意性にも使う。
代理キー 業務的な意味より一意識別を目的として導入するID。 自然キーの変更影響を避けやすい。
一意識別できるか、最小か、主キーとして選ばれたかを順に確認する。
注文明細(注文ID,商品ID,数量)で同じ注文に複数商品があり、同じ商品が複数注文へ現れるなら、注文ID+商品IDを複合主キーにできる。
図解
重要ポイント
- 主キー: 表の各行を一意に識別する属性または属性集合。
- 複合主キー: 複数属性を組み合わせて一意性を実現する主キー。
- 候補キー: 各行を一意に識別できる最小の属性集合。
- UNIQUE制約: 指定列の値の重複を防ぐ制約。
- 主キーは候補キーのうち採用された一つで、複数列でもよい。
間違えやすい点
- 主キーは必ず数値1列と決めつけない。
- UNIQUEと主キーを完全に同一視しない。
- 複合主キーの一部だけで一意と誤解しない。
用語解説
- 主キー
- 表の各行を一意に識別する属性または属性集合。
- 複合主キー
- 複数属性を組み合わせて一意性を実現する主キー。
- 候補キー
- 各行を一意に識別できる最小の属性集合。
- UNIQUE制約
- 指定列の値の重複を防ぐ制約。
- 代理キー
- 業務的な意味より一意識別を目的として導入するID。
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参考資料
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